毎日走る社長のブログ 小山文彦(代表取締役)

走ることで解決力を高め、走ることで不安を解消し、走ることで自分に自信をつけたいと願う、ひよっこ社長のブログです。

2015年10月29日

ソラコム革命が起こったので、こんな位置送信デバイスがほしい!

ソラコムをご存じでしょうか。今月本サービスを開始したモバイル通信回線のスタートアップで、コアメンバーがAWS出身、まさに通信回線のクラウド化を実現しようとしている企業およびサービスです。企業サイトを見てみると、会社名はソラコム、サービス名はSORACOMなんとかで統一されているようです。

どれくらいすごいかというと、通信SIMを提供するSORACOM Airでは、基本料金がたったの300円(30日使った場合)。加えて通信した分だけ従量料金がかかるのですが、IoT/M2Mにふさわしい価格設定で、アップロードが1MBで0.2円。つまり、位置情報を定期的にアップロードしたくらいでは、月額料金が300円ちょっとになるのです。契約期間の縛りもなく、たった1台から利用できます。

確保する通信帯域を小さくすれば、ダウンロードにかかる料金が安くなるようになっていて、s1.minimum、s1.slow、s1.standard、s1.fastと、どこかで見たような名称なのもわかりやすいかもしれません。もちろん、専用端末から位置情報を5秒に1回程度送信するくらいなら、s1.minimumで十分事足ります。自社の動態管理クラウドサービスであるugomekiを利用して、実装テストをしてみたので、その結果をご紹介します。

 1時間あたりの
Upload量
1時間あたりの
Download量
24時間利用時の
予想月額料金
8-20時のみ利用時の
予想月額料金
5秒間隔送信
(走行テスト)
105.4 KiB37.5 KiB331円316円
5秒間隔送信
(理論最大値)
119.5 KiB43.9 KiB335円319円
60秒間隔送信
(走行テスト)
9.8 KiB3.6 KiB303円302円
60秒間隔送信
(理論最大値)
10.0 KiB3.7 KiB303円302円

※位置情報の送信にはAtrack AX7を利用しました。1回の位置情報送信ごとに約160Bytes送って、約60Bytes受け取ります。スマートフォンアプリから送信する場合は、別のアプリやサービスが動き、通信量は増えると思われるので、それについては次回調査したいと思います。料金の算出は、ソラコム玉川さんに料金ルールを確認しつつも、自分で計算しました。今後実際の請求書を見て、精度を高めていきたいと思います。

ugomekiの利用料は1台月1,200円なので、車両の位置管理が合計月1,500円/台で始められることになります。100台だと、ugomekiのボリュームディスカウントにより合計月800円/台です。それだけのコストで、Google Mapsを使ってリアルタイムに状況把握ができるのです。ガソリン代に換算にすると、たったの6〜7L分です。リッター10kmだったら、60〜70km分です。コーヒーなら2杯分です。こんなに安くなっては、企業としてはデータを取って活用するしかないでしょう。他社に先駆けましょう。これまで動態管理システムの提案をするときは、総コストの8割程度が通信費だったので、これはIoT/M2M分野の革命というほかありません。まさにソラコム革命と言ってよいでしょう。

・動態管理システム ugomeki
スクリーンショット 2015-10-28 19.11.44.png

手軽なクラウドサービスもあって、SIMも安くなって、こうなってくるとふさわしい位置情報送信デバイスが欲しくなります。どんなデバイスがいいか考えてみましたので、ご紹介します。その分野の方は、ぜひ作ってください。

IMG_0081.JPG

1. USBドングル型の位置情報送信端末
最近の車にはUSBポートが増えてきたので、nano SIMが入れられるUSBドングル型の位置情報送信端末があると素敵です。GPSセンサーと、BLEが付いているといいですね。USBから電源が取れると、手軽で省スペースで大変ありがたいです。シガーソケットからUSB変換するのもいいですね。自動車用のFitBitみたいで楽しくなると思います。(自分のデータが活用できない通信カーナビっていったい何なのでしょう...。)

2. OBDII接続オプション
OBDII端末で、CAN情報が取れるといいですね。先ほどのUSBドングルにデータ送信するために、やはりBLEがあるといいです。スマホアプリにもデータ送れますし。USBポートも付いてるとなお良いです。USBドングルを親子で指すことができたら、USBポートが付いていない自動車でも、スマートに利用できます。

OBDII端末にGPSセンサーもSIMも入れたら、USBドングルは要らないのではと考えることもあると思うのですが、車種によってはOBDIIの場所が悪く、GPSセンサーの感度が悪くなるケースも多いので、期待し過ぎないほうがいいでしょう。また、OBDII端末は付けたままにするとバッテリーが上がりやすいので、この点でも注意が必要です。CAN情報が必要なければ、USBドングルで位置情報だけ取るのが安全です。

ちなみに、これがあるとSORACOM Airが国内の自動車台数分出るんじゃないかと思うので、ソラコムさんに作ってもらうのもいいかなーって思っています。それでは。
posted by koyama at 00:00 | 東京 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
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Posted by 永久漢方 at 2016年05月30日 10:07
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