毎日走る社長のブログ 小山文彦(代表取締役)

走ることで解決力を高め、走ることで不安を解消し、走ることで自分に自信をつけたいと願う、ひよっこ社長のブログです。

2011年06月21日

スパコン「京」に思う

理研と富士通の開発したスーパーコンピュータ「京」がSupercomputing TOP500で1位となったらしい。2位じゃダメなんですかで話題になったが、まさに意地を見せたところか。とはいえ、最近のスパコンは基本PCクラスターなので、汎用CPUをひたすら横に並べている状況であることも否定できない。もちろん、その他の要素もあるから、CPUやコアの数で決まる訳ではないけれど、正規分布になっていることは間違いない。実際、Amazon EC2で作られたPCクラスターさえ、ランキングに入っている。

こうなると、単に速いことが重要とはいいにくい。なぜなら、そのコンピュータを占有して計算させるようなプログラムやプロジェクトはおそらく存在しないだろうから。もし「京」を占有しようとすると、よほどの社会的意義または科学的意義、あるいはお金を積まないと難しいだろう。過去に1位または上位を占めた、地球シミュレータや東工大TSUBAMEなども、外部レンタルが実施されていて、その能力を余すことなく使っているというわけではなさそうだ。はたして「京」はどの程度の成果をもたらしてくれるだろうか。

では、速さ以外の指標としては何がよいだろう。やはり、経済的なライフサイクルコストや、環境負荷はそのひとつに挙げられるだろう。地球のスペースも有限なので、コンパクト性も重要かもしれない。それらを複合的に組み合わせ、総合評価するような指標があってもよいだろう。F1はその複雑で変更の多いレギュレーションでしばしばファンをがっかりさせるが、TOP500は「いくらお金をかけてもいいから、ひたすら速いものを」となっている。100m走と同じようで何か違う気もする。

なお、「京」が1位になったJune 2011のレポートは、TOP500サイトが落ちているために残念ながら今は見ることができない。このエントリに書いた「京」は、すべて「きょう」と入力して変換している。「けい」ではいつまでたっても出てこないからだ。最近のソーシャルIMEなら、みんなががんばったら、数日で上位の変換候補として出てくるのだろうか。

posted by koyama at 02:50 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
文章は悪くなくて、相通じる
Posted by LED strip light at 2011年11月04日 14:56
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